令和7年古寺巡礼の旅 3日目

最終日 智積院〜東寺参拝
令和7年 4月23日(水)〜25日(金)
古寺名刹巡礼の旅 
「長老と行く空海・新義真言宗所縁巡礼」

4月25日(金)3日目最終日の記録

3日の朝は総本山智積院の朝のお勤めから始まりました。
宗務総長さまにお導師をお務めいただき、宝性寺巡礼の旅一同の回向法要を厳修していただきました。

法要後、金堂前での記念写真撮影の際には管長猊下にもご臨席賜り、宝性寺巡礼一同は忘れない旅となりました。

書き記すにどのような表現が正しいのか分かりませんが、布施猊下の御姿に一同涙を流され感動されたとの報告が届きました。

宝性寺の法灯にかけがえのない学びと智恵をいただきました。
布施猊下はじめ、宗務総長、総本山智積院にお勤めの皆さまに心より感謝いたします。ありがとうございました。

その後、明王殿でのお護摩法要、講堂参拝、利休好みの庭園を巡り、智積院の皆さまのお見送りを受け総本山智積院を後にしました。

私達の信仰のルーツを辿ると色々なところに仏さまがいてくださいます。
そのようなことを感じさせていただけるのも観光旅行とは違う巡礼という御修行ならではのものではないでしょうか。

この巡礼で、心を解放し子供のように涙して方もおられたようです。
大切な仏さまにお逢い出来ましたのでしょうか。
大きな声で涙流せるのも信仰の力であるのかもしれません。
巡礼、信仰に触れて溢れる思いは言葉では言い表しがたい不思議なものがあるという話を耳にします。
皆さまの今回の巡礼での感動体験は宝性寺のこれからの大切な智恵として守らせていただきたいと思っています。

智積院を後にし、東寺参拝を行いました。
東寺は嵯峨天皇より弘法大師に託され真言密教の根本道場として護られた私どもの大切なルーツとなる場所。
そこで歴史に触れ巡礼一同は改めて心を洗われて帰路につきました。

宝性寺からみて遠方の方の参加もあった当巡礼。
長老が戻り、疲れていたと思うのですが宝性寺本堂で最後の法楽をして宝性寺本尊へ報告しました。

今回、ご参加いただきました皆さまお疲れさまでした。
また今回、参加叶わなかった皆さま、宝性寺本尊さまへお参りいただき、今回はその智恵に触れていただきたいと思っております。

宝性寺では皆さまのお手代わりとして日々、お勤めを捧げ、大切な想いを守らせていただきます。

また今回、サポートしてくださった皆さま、道中助けていただき皆さま、真心いただいたご接待ご尽力いただいた皆さまありがとうございました。衷心より御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。

皆さまが少しでも多くの安らぎ溢れるお時間で過ごせます事お祈りいたします。

南無大師遍照金剛

合掌

※当巡礼の全ての写真はFacebookへ掲載しています。興味ある方はそちらをご覧ください。