大切な祈りの1週間が始まりました
令和7年3月17日(月)11時〜
春彼岸会法要 厳修しました
宝性寺本堂にて於いて檀家総代、宝性寺遍照講の皆さま、檀信徒関係各位がご参列のもと令和7年の春彼岸法要が執り行われました。
智山勤行式、同行和讃、宝性寺の御詠歌、彼岸会和讃をお集まりの皆さまでお勤めしました。
今年から法要にお位牌を持参されてのご供養もさせていただくご案内をし、多くの方が大切な仏さまをお連れになりました。
ご参加いただきありがとうございました。
法要内では住職が彼岸回向文と共に全てのお位牌を手をかざし読み上げ、各ご家庭で守られている仏さまへ改めて祈りの継承に感謝を捧げました。
お彼岸とは先人の方の想いの継承、「あの人にまた会いたいな」という想いが「すぐそば彼岸という場所にに大切な仏さまが立ち普段より近くで会えますよ。」という想いが大切な御教え、信仰となり現代にとても安らぎをくださる智恵として継がれているものです。
人は亡くなったら全くの無、もう考えるだけ無駄な時間だから忘れるべし
というようなものが大切なものとして守られてたのなら、このよのような大切なお彼岸という信仰はなかったでしょう。
上で触れた無、無駄という想いも否定はしませんが、やはり大切な仏さまを想うということは、多くの安らぎある時間に包まれるということを実感出来る先人が繋いで下さっている智恵だと思います。
お彼岸という言葉がある時代、仏さまと向き合う機会を継いで下った方々、御仏さまがいるからこそ、自分のこころと向き合わせていただける機会があるという。
逢う、会う。
皆さまの大切な仏さま、御霊に会って欲しいですし、私は今年も逢えました。
皆さまと共に大切な人、大切なお時間を過ごせたことで会わせていただきました。
スピリチュアルの話ではなく、会うという捉え方も自由ですということを、また教えていただいた時間でした。
おそらくご参列なされた多くの方も会えたのではないでしょうか。
顔を伝う輝くものをあちらこちらで目にしました。
本当にありがとうございます。
本日、宝性寺では宝性寺檀中一切精霊、檀越一切精霊、宝性寺永代供養精霊、慈しみ庭苑一切精霊、宝性寺水子精霊、宝性寺遍照講物故者精霊、震災物故者精霊へのお彼岸供養を皆で想い勤めました。
それぞれの方がそれぞれの智恵を何かにいただいたものと思います。
宝性寺檀信徒関係各位、皆さまの大切な仏さまさまの彼岸供養はひとまず責任を持って行いました。
とはいえ、まだお彼岸は初日が終わったばかり。
これから多くの方がお墓参りにいかれるものと思います。本日も多くの方がお墓参りにお越しになられていました。
素敵なお彼岸のお墓参り、仏さまにお会い出来て素敵なお智恵をいただけますこと心よりお祈りいたします。
本堂での法要後、改めて副住職が永代供養堂(宝性寺各家先祖祀る祖霊堂)、3箇所の慈しみ庭苑にて法楽を勤めました。
改めてご報告申し上げます。
また宝性寺では墓前でのご供養、塔婆供養のお申込みを多数さまより承っております。法要前に受けた方の分は全て法要内で読み上げをさせていただきご供養させていただきました。
貴家墓地にお塔婆をお上げしておりますのでご確認のほどよろしくお願い申し上げます。
そして、法要後にお申込みの方の分は2日目以降に責任をもってお勤めし、墓前へお供えさせていただきます。
繰り返しの案内となりますがご確認願います。
本日、ご参列いただき、共に春彼岸供養勤めていただきました皆さま誠にありがとうございました。今日の智恵がご縁ある皆さまにより守られ続けますこと心よりお祈りいたします。
宝性寺ではまずそのお役目を務めて参ります。
合掌
※記録写真館として多くの写真はFacebookにて紹介していますので、ご興味ある方はそちらを見てください。
