まだ寒く暗い6時でした
令和7年2月21日(金)6時〜
「早朝お勤め会」を厳修しました。
於 宝性寺本堂
宝性寺では毎月21日に空海 弘法大師の御影供として弘法大師尊像を本堂正面にお祀りし、早朝お勤め会を行っております。
本日、月並御影供として、今年初めての早朝お勤め会を参拝者へご案内し法要を朝の6時から行いました。
6時前の街並みはまだまだ薄暗く、お出掛けの際は気をつけてないとまだまだ危険を伴うお時間です。
そのようなお時間に多くの方にお越しいただき、共に祈りの時間を過ごさせていただきました。
当早朝お勤め会は開始前は御詠歌が本堂内を静かに包んでお待ちしております。
宝性寺僧侶が入堂し智山声明(ちさんしょうみょう)といわれる幾つかの声明、理趣経という真言宗密教特有のお経を僧侶が配役をもってお勤めお唱えしております。
ご縁ある皆さまの想いをお預かりしている祈願をお経を頼りに弘法大師へお届けさせていただいております。
そしてまた、ご参拝の皆さまと共に『智山勤行式』をお唱えし、その中で各種御祈願、例えば各御霊精霊への供養、家内安全、身体健全、當病平癒(病が良くなりように)、交通安全、学業成就等々をご祈念しております。
このお勤め会の意義のようなものは、お悩み相談会的な要素もございます。
朝の本堂という先人方が守り継がれる荘厳な場所で、弘法大師に教えを乞うてみる。
生身の人間の言葉ではなく、仏さまと向き合うことで教えをいただき、ご自身のもつお悩みなどの問いと向き合ってみる。という仏さまからの説法をいただき、安らぎを得ていただく機会として行っております。
時には喜び悦びに溢れるお時間を過ごせることもあるかもしれません
また時には涙に暮れることもあるかもしれません。
弘法大師、仏さまは静かに包んでくださることと思います。
その仏さまより投げかけられられる問いや教えは、受け取れられる皆さまの過ごされるこれからのお時間で色々な彩りをくださるお智恵になるかもしれません。
ならないかもしれません。
ただ安心していただきたいのは、
皆さまを弘法大師、大切な仏さまは見守ってくださっているという信仰を信じてお祈りしている人達はいますよ
ということをこのお時間は宝性寺としてお約束させていただくお時間として、お勤め会を行っております。
静かに耳を傾けていただくもよし、共にお経を唱えていただくもよしです。
皆さまの過ごされるお時間に仏さまが身近に感じる、安らぎに包まれるお時間があっていただけることを願い早朝お勤め会は毎月21日、空海 弘法大師、お大師さまのお力をお借りし守り継がれる信仰として宝性寺では行っております。
ご参加はどなたさまも自由です。
ご予約も参加費などもございません。
毎月21日6時に行なっておりますのでお時間ご都合がつく方は、朝は少し早いですが、ご参加いただければと思っております。
ご参加の方の中にはあの時のご法事の感動により、あの時の大切な仏さまの智恵によりお越しなられている方もおられるようです。
本日お越しいただいた皆さまも素敵な仏さまにお会いしていただけたならいいなとの思いです。
本日は20代と若い世代の方も数名お越しになられ、多くの方のご参加を早朝より賜りました。
素敵な想いをお届けいただき、また新たな学びを宝性寺僧侶、スタッフ一同がいただきました。
心より感謝いたします。
お越しいただきありがとうございました。
南無大師遍照金剛
合掌