12月 写経の会厳修

令和6年 1年間ありがとうございました

12月13日(金)14時〜

写経の会


本日はお天気でしたが、12月にもなると季節も通常運転、めっきり寒くなりました。


そのようなとても寒い日に多くの方にお越しいただきました。

お越しいただきました皆さまありがとうございました。


今年、最後の写経の会でした。

この1年間も様々な方の想いにより宝性寺に新しいお智恵をいただきました。


そのお智恵は毎会冒頭に皆さまとお唱えする智山勤行式と写される般若心経を頼りに深みを増し守らさせていただくお役目を宝性寺僧侶、スタッフはいただいております。



ご奉納いただくお写経はその日のうちに本堂にお供えをし、本日も夕方のお勤めにてご本尊へへお届けさせていただきました。


時の積み重ねは様々な想いにより違う彩りとなり皆さまの大切な人生の智恵となられるものです。


その彩りは絶望ではなく希望となり守られて、安らぎあるお時間に溢れていただけますことお祈りをさせていただきます。


般若心経というお経はおよそ2600年、様々な時代を経て現代に何かを伝え続けて下っております。

同じ文字羅列も時代の生活様式と共に変化をし伝えられております。

穏やかな御心で今という時間を大切に過ごして参りたいものですね。


師走という言葉の意味。

インターネットが普及した現代、「僧侶が忙しく過ごす時期」などといういわれは間違いであるようです。

それでもそのような時期と伝えて聞いいて、そう思われている方へ「あなたの情報は間違ってるよ」という事はわざわざ言わなくてもよい話だという小話をさせていただきます。


穏やかに過ごしておられるご自分が大切になされているものを他人さまの言葉がざわざわさせなくてもよいのではないかなと。


皆さまのもつそれぞれご自分の彩りはとても素敵です。彩りあるお時間に敬意をもち日々本堂へ読経、お勤めをさせていただいております。


皆さまが少しでも多くの安らぎあるお時間に包まれますことお祈りいたします。


本年も宝性寺写経会へご参加くださいまして皆さまへ心より感謝申し上げます。


次回は2月14日(金)14時〜

1月はお休みさせていただきます。

お間違えのないようお願いいたします。

良いお年をお迎えくださいませ。


合掌