慈しみ庭苑 塔婆お焚きあげ法要

多くの方の祈りを預かり託しお届け法要
慈しみ庭苑には宗教宗派問わずの小さな個人墓が建立されています。

ご縁のある多くの皆さまが仏さまをお預けする時に、その想いをお託しになる卒塔婆をお供えしております。

慈しみ庭苑には多くの塔婆かお供え出来るよう塔婆建てがございます。
しかしそこに建立出来る数を大幅に超える卒塔婆のお供えがございます。

塔婆建てには建てられる塔婆の数が決まっており先にお供えされた古い塔婆は墓地の両脇に積ませていただきお供えをさせていただいております。

多くの方が大切な方を想われ、卒塔婆にその想いをお託しし塔婆建てにお供えされてから2ヶ月ほどで脇へ積まれるような状況です。
その脇に積まれた数もかなりなものもなっております。

大切な皆さまの想いの詰まったお供え物の塔婆と承知しており、数ヶ月でお焚き上げでは仏さまが寂しいと思いましたので、この度、一本一本改めて名前、戒名を読み上げご 、真ん中に建立される「阿(梵字)」の石碑へお供えになったお塔婆の想いをお託し、卒塔婆からのご供養が継承する作法をさせていただきました。

真ん中の石碑は慈しみ庭苑に埋葬されるそれぞれの宗旨問わずの仏さまを静かに見守っていただけるよう開眼供養されております。
時には本尊、時には神様として見守って下さっています。

卒塔婆の物はお焚き上げとして下げますが、真ん中の石碑がこれまでよ塔婆の手代わりとして仏さまを照らしてくださいます。
これまでと変わらずお供えした方の想いを大切にさせていただけまことを願い石碑へ皆さまの想いを託す作法を責任を持ってさせていただきます。

その作法、本日ご供養を副住職が務めました。
皆さまの想いが大切な御仏さまへ届き続け安らかなお智恵に溢れます事、お祈りいたします。

そのご報告でございました。
一年ほど経ったならば、通常このような作法、ご供養はいたしませんが、なにぶん2〜3カ月でのお焚きあげのお塔婆も見受けられましたので、このような法要をさせていただきました。

今後もこの法要は責任を、もって続けささていただきます。

皆さまの御仏さまが安らかなる世界、浄土を歩まれますこと、心よりお祈りいたします。

合掌