6月 写経の会

6月ですがとてもとても暑い日でした
外を歩けばすぐに汗ばんでしまうほど、蒸し暑い日でした。

そのような日、多くの方にお越しいただきました。
ありがとうございました。

初めてのお越しになられた方も数名おられ、また初めて写経と向き合われた方もおられたようです。

見慣れない旧漢字の羅列を書き写すのはいかがでしたでしょうか?

この写された漢字の羅列はおよそ2600年前にインドでお釈迦さまという方が残されたお言葉を弟子達がお経という経典にまとめられまとめたものです。

最初はインドの言葉であったでしょう、それが中国に渡りお釈迦さまが残された言葉に寄り添った漢字に当てはめ現在、我々は守っております。

移りゆく時代背景の中で、その時代にあった意味を思い守られております。
そのお言葉と向き合って写されて、心と向き合うことで、心を整えていただけれぼと思っております。

時代は変化すれど、真ん中にあるのは仏さまと向き合う事で今のご自分の心を照らしてくださるものを信じてみる。

写経は「仏さまに会いたい」「仏さまから学びたい」というような信仰と呼べる安らぎを生活に入れてみることの意味深さに触れる実践の一つのような気がしています。

ご自分と仏さまを繋いで下さるものかもしれません。

その答えは写経をされた方がそれぞれに見つけていただけることが望ましいような気がしております。

宝性寺ではその皆さまそれぞれの想いが写経を通じて安らかなら想いにより少しでも多くの時間が包まれます事を祈らせいただきたいと思っております。

お越しの皆さまの想いは未来永劫、智山勤行式、般若心経を通じて守られます事お祈りいたします。

本日はとても暑い中、お越しいただき誠にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。

合掌