今というかけがえのないお時間に感謝しました。
令和4年11月16日(水)11時〜
宝性寺十夜念仏会を檀家総代の皆さま、宝性寺遍照講の皆さまと共に厳修いたしました。
十夜念仏会とは浄土宗で馴染みの行事です。
真言宗では表立って行っておられる寺院はあまりないのではないでしょうか。
宝性寺は大谷場という名残りえる地区で信仰と産業を発展して参りました。
農業も盛んで、とにかく地元の皆さまが様々な願いを共有し、寺のご本尊さまに感謝を伝えてこられました。
真言宗では馴染みの少ない''南無阿弥陀"を唱えて地元の護り本尊、ご先祖さま方々へご報告をして参りました。
その中で五穀豊穣を願い感謝をする行事として浄土宗で守られている十夜念仏という行事を宝性寺でも守って参りました。
本日も檀家の方が手作りで採れられたお野菜をお供えし、皆で感謝のお勤めをいたしました。
今を大切に、お互いの想いに寄り添い合う。
そのような信仰はこれけらも引き継がれ、これからも皆さまの想いとともに深まっていく。
その今という掛け替えのない時間を令和4年11月13日に宝性寺ご本尊と共に守らせていただきました。ありがとうございました。
また新型コロナウイルス感染拡大のニュースの話題を目にする機会が増えて参りました。早くマスクのない生活が出来ることを願います。
しかし時代は変われど信仰という祈りは変わらず。
皆さまと共に今の困難を乗り越えて、安らぎあるお智恵を分かち合い次の世代に引き継がせていただきたいと思っております。
本日、お集まりの檀家総代の皆さま、宝性寺遍照講の皆さま、お忙しい中お集まりいただきありがとうございました。
寒さが増しますので、ご自愛くださいませ。
合掌