五穀豊穣から様々な祈りの時間を
集まられた皆さまと共に祈りました。
令和4年5月25日(水)10時〜
於 宝性寺本堂
天当念仏会を厳修いたしました。
昔の祈りを護り今に継がれたことに感謝し
今の祈りを後世に継ぐために
本堂の扉は全開放。
消毒を徹底し全員マスクをしゴム手袋をし
感染予防に努めて皆で祈りました。
宝性寺の天当念仏とは...
農業の盛んであったこの地で穀物が立派に育つよう、皆んなが無事で元気に過ごせるようお天道さまに感謝し祈り護られてきた行事です。
およそ3年ぶりに宝性寺総代の皆さま、念仏講の皆さまと共に祈りました。
想うことに触れ生かされている私達には心を整え手を合わせて祈るという事が良い時ばかりでなく辛い事があった時でも守られて参りました。
その中で"南無阿弥陀"を唱えて安心を得て感謝して守られてきたのがこの宝性寺の天当念仏です。
この2年、3年間で祈る事に意味があるのか?と考えさせられる場面や辛い出来事に出会われた方もおられたかもしれません。
でも宝性寺念仏講の皆さまは集まり、静かに違いの想いに触れ寄り添い、元気にお勤めをし、先人の祈りを受け継がれました。
ありがとうございました。
智山勤行式、同行和讃、相互合掌和讃をお唱えし笑顔で法要は厳修されました。
後でこの日の出来事を振り返った時、あの時はマスクして大変だったんだな。
そしてご家族が見た時、おじいちゃん、おばあちゃんが私達の為に祈り続けてくれたんだなと思い出で繋がってくれたならここでの記事を残す意味が深まります。
今年は特に多くの祈りや願い、想いが溢れる天当念仏会となりました。
その皆さまの想いを受け止めてくれた本尊達に寺方は毎日お経を届けさせていただきたいと思っております。
1日も早く今よりも更に穏やかな日々が訪れますことを願い。
合掌