2565年前の今日と言い伝えられいます
令和4年2月15日10時〜
宝性寺本堂において涅槃会厳修しました。
2565年前にお釈迦さまが涅槃に入られました。と伝え聞いております。
私たちの生活の言葉に置き換えてお伝えさせてきただきますと、2月15日にお釈迦さまはご逝去なされました。ご命日です。
お悟りを開かれたお釈迦さまのご逝去を涅槃に入るという言葉で言い伝えられておられます。
その涅槃に入られた事を悼むという想いを超えて感謝する法要を涅槃会として全国の仏教寺院がこの日に法要を執り行っております。
お釈迦さまが歩まれた人生の中でお気づきになられた事を、そのご生涯でおしめしになられました。
時には言葉で伝え、時にはその行動でお示しになり出会われた方に多くの彩りのお教えをお残しになられました。
全世界の人類が共通しているこの世の旅立ち。
その出来事と向き合う時に、どう向き合えたら良いのかという問いを2月15日にお示しになりました。
その問いへ解釈は多くの方へ委ねられその解釈を求めて毎年多くの仏教徒が改めて今のご報告と感謝を伝えております。
今年もまだ新型コロナウイルスが蔓延の最中ということもあり、遍照講の皆さまや一般檀信徒の皆さまへのご参加はご遠慮させていただきました。
宝性寺では檀家総代の皆さまに檀信徒を代表してお勤めにご参加賜り、多くの方の想いを手代わりとして感謝の祈りをお供えいただきました。
ありがとうございました。
正面にお釈迦さまの涅槃図を祀り、正面扉を解放し、三方よりご参加の皆さまと般若心経、釈迦牟尼如来涅槃和讃をお唱えし、祈りを捧げました。
ここでの紹介を目にされた方も法要中、その後も参拝にお越しになられた方もおられ、宝性寺涅槃図に手を合わせていただきました。
来年こそは多くの参拝に来られる皆さまとお互いの祈りで溢れる時間を過ごせますようお祈りいたします。
今出来るささやかな祈りを捧げて参ります。
合掌
一心祈願 疫病退散