6時から願い感じました。
令和3年9月21日(火)6時〜
朝勤行 月並御影供法要
法要の名称に困っておりますが、本日6時より本堂にて参拝者をお招きしてのお勤めをいたしました。
月並御影供?お勤め?
お寺では聞き慣れない言葉や意味合いが分からない言葉を耳にしたり目にしたりされると思います。
21日は弘法大師が承和2年3月21日に高野山奥の院で永遠のご修行に入られた日で真言宗ではこの21日に改めて感謝をする日とされています。
"御影供法要"として弘法大師を祀りお手を合わせお経を読み祈。今に感謝を捧げます。
宝性寺ではせっかくですので檀信徒の皆さまとこの日くらいは本堂で祈れたらと本堂を解放して参拝を堂内でしていただいております。
ただ世の中は新型コロナウイルス感染拡大予防に重きを置き行動する時期です。
ですので、敢えてこの日の法要参加への案内はせずに、今は気づかれタイミングの合う方にお越しいただければと当インターネットでの法要厳修の報告のみの紹介をさせていただいております。
朝の寺の本堂は、お越しになられる皆さまにとって、非日常空間ではないかも思い解放をさせていただいております。
その非日常の空間は、多くの方の願いや祈り、時には悲しみ、そして喜びや嬉しさを受け止めてきてくれた場所です。
お越しになられた方にはそこで聞き慣れないお経や香りに触れ自由に何かを感じていただけらばと思っております。
その感情はこれから過ごされる時間に何か生きるヒントをくれるものかもしれません。
その想いを大切に守っていっていただけたらと思い、本日も月並御影供法要を厳修いたしました。
厳修とはお経を唱え皆と祈りましたよという事です。
本日は住職、副住職、そして修行僧でお経をお唱えしました。
そして途中、皆さまも聞き慣れた般若心経もお唱えしました。
中には声を出されて共に法要参加される方もおりました。
この法要は自由です。
祈りたい。何か感じたい。そういう同じ思いがあれば、学びの時間となられると思います。
本日もご参加された皆さまの願いに触れさせていただき寺方も大きな学びをいただきました。
ありがとうございました。
敢えて言葉には記しませんが、なんとも言えない温かな空気、感謝の空気に包まれ感謝という言葉が1番ぴったりくる時間でした。
また来月も21日6時から行います。
どなたさまも参加は自由です。
気軽にそのお時間にお越し下さい。
まだまだ新型コロナウイルスで余談を許さない状況が続いております。
くれぐれもご自愛くださいませ。
1日も早く穏やかな日常が訪れますことお祈りいたします。
本日も早朝よりお越しいただきました皆さまありがとうございました。
合掌