正御影供3月21日

6時に本堂を解放しました。
令和3年3月21日日(日)
本日は弘法大師がご入定された日です。(高野山奥の院に永遠の御修行に入られた)

その日に真言宗では弘法大師の足跡を辿り感じ祈りを捧げます。

そのような日。宝性寺では朝6時より本堂を解放しお勤め会を厳修しました。

当山は毎朝7時より本堂にて各回向、ご祈願のお勤めをしております。

しかし21日は6時より弘法大師像を正面に祀り、お勤めをしております。

日々様々なお悩み相談のご連絡を頂戴しております。
過去にお檀家さまより心に深く残りそうなお悩み相談をされた事がございます。

その時、その方のおばあちゃまがいつも本堂で手を合わされていたので、おばあちゃんは何を祈っていたのでしょうね。せっかくだからその場所でお経を読むので静かに感じてみて下さい。

と言い本堂にお連れし色々なお経をお勤めしました。
後日、何かあの時から心が落ち着いたというお話を聞きました。

最初のお悩み相談にお越しになった際から寺として何もお応えはしませんでした。といいますか出来ませんでした。
しかしおばあちゃんの想いを何か感じられたようで少しずつ心の悩み解決へ向かわれたようです。

宝性寺でのお勤めは寺本堂で自由に何かを感じていただけき心に少しの安らぎを感じていただけたらと解放しております。

何かご自分のお心と向き合う場としてどなたさまも自由にご参加いただければと思っております。その中で心の安らぎであり、お悩みと向き合う時間としていただければと思っております。

今日もお足元の悪い中、ご参列いただいた方がおられます。
共に声を出してお経を感じられた方もおられます。

宝性寺ご本尊がまた皆さまの祈りを受け止めて下さい宝性寺として祈りの継承がなされました。

早朝よりお越しにいただき誠にありがとうございました。

南無大師遍照金剛

合掌