本堂にてお盆供養

毎年13日の7時、15時、18時の三座を本堂にて盆供養を行なっています
お盆はお墓参りで仏さま方々をご自宅にお連れし、そこへ寺方が棚経と言い、お経のお供えに伺っております。

仏さまへのご供養を粗末にしないという事を主眼にして、宝性寺ではそのお墓参りの途中に本堂にお立ち寄りいただき、本堂にて法要・お経をあげ、そのままお経の功徳がご自宅でもなされるようお経の詰まった"盆供養回向之証"というお軸をお持ち帰りしていただくご案内をしております。

近年、年々と本堂にお立ち寄りいただくご家庭が増え、今年は7時と15時の座では本堂に入りきれず、会館にて参列していただく方もおられました。

他家庭の仏さまに真剣に手を合わせるお姿から何かを感じ、祈りの尊さを更に身近に感じられてる方もおられると聞きます。生きた祈りの教材といいますか、身内よりある意味、伝わるものもある方もおられるとも聞きます。

7時の法要は朝日の昇りかけで住職と副住職二人による読経、15時は1日でお墓参りにご家族が集まりやすい時間。ここからの二座は副住職のみの読経法要です。

18時は真っ暗な本堂での法要。
他の二座とは違い周りの方のお顔も確認し辛い時間で、寺本堂の荘厳な雰囲気が感じられる一座かもしれません。

とにかくご供養される皆さまが安心、そしてしっかり仏さまのご供養をされるよう、宝性寺でも皆さまの祈りを感じさせていただきたいと手を合わせております。

皆さまにとりまして、素敵なお盆、そして大切な方を想うお時間となりますようご祈念いたします。

お墓参りされた皆さま、素敵な祈りをありがとうございます。

合掌