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3月の朝粥会

初めての方もお越しになり、これまでで一番多くの皆さまと共に同じお釜の粥をいただきました。
本日は1185年前にお大師さまが高野山奥の院にご入定された日。お彼岸のお中日。日本国民の祝日「春分の日」自然をたたえ、生物をいつくしむ日です。

お大師さまを思う御影供。
ご先祖さま、先にこの世を旅立った大切なを人を思い修養日。
日本国民が生かされている事に感謝する日。

色々な意味を込められ3月21日にお集まりの皆さまと共に、本堂でお勤めしました。
堂内に響く皆さまの声は何とも言えないありがたいものでした。
お勤めは『智山勤行式』今回はじめてお越しになった方もおられ、はじめてこの経典を目にし声にされました。

そしてお勤めの後は、お粥を皆でいただきました。
沢山の数名の方におかずをお持ちいただき朝から豪華な食事となりました。
ありがとうございました。

今回は平成元号最後の朝粥会でした。
平成13年6月21日に第1回目を行いそれから年10回行い今回は178回目。
これまでで一番多くの方とお勤めをしお粥をいただきました。

これからも今という時代の祈りを寺としてしっかりと受け継げるよう努めて参ります。
寺の本堂、朝の薄暗い本堂。
この時間しか感じることの出来ない空間を体感していただければと思っております。

毎度、多くの方の祈りや願いに本当に感謝いたします。
お彼岸のお忙しい中、薄暗い中、早朝よりお越しいただき誠にありがとうございました。

来月は夏時間の朝6時からのお勤めとなります。<4月21日(日)>
また早い時間となりますが、参加者の制限はございません。

どなたさまも気軽にお越しいただければと思っております。ただお越しの際はお足元が暗い事が予想されますので気をつけてお越しください。
 
本日、お越しの皆さまありがとうございました。

南無大師遍照金剛

合掌