3月30日(金)四国遍路5日目 最終日
今年は宝性寺の不定期行事である「古寺・名刹巡礼」で四国遍路をしました。
今日は3ヶ年で廻る計画の初年度の最終日でした。
第30番札所 善楽寺より第35番清滝寺までお遍路いたしました。
途中、本派第31番札所の竹林寺さまではお茶のご接待、そしてお土産まで頂戴したようです。
この場を借りて御礼申し上げます。
21時過ぎに皆さま、誰一人怪我などなく、無事にさいたまの地に戻り、帰宅しました。
今回、インターネットの普及、SNSという便利な連絡ツールの普及により、現地から沢山の風景が早急に届き宝性寺では情報発信をさせていただきました。
これからの普及はこれからの時代を操作さえも出来る道具としてある側面ではとても危険を孕んだものであるとの見方もあるとも言われています。
宝性寺のこの写真と情報は還暦を迎えられた、この古寺・名刹巡礼に個人で申し込みされた方からLINEという便利ツールより送られてきたものです。ご自分もお疲れであろうにこの更新の意図を汲んでくださり、先回りして写真をとってくださったりと写真一枚から人の想いが沢山伝わるありがたい写真ばかりでした。
宝性寺の考える祈りというもので繋がった方のご理解とご協力によりこの更新により離れた地でも安心し見守り祈る事ができました。本当に感謝しかありません。ありがとうございます。
今回、毎朝、宝性寺の勤行前にその方に個人的にLINEで連絡をさせていただいておりました。
その言葉はその方から現地の皆さまに伝えられていたというのを、今回の修行を無事に終えて戻って来た住職達より聞きました。
今回は、5日のうち1度だけ現地の住職とやり取りをしましたが、それ以外はその方とLINEでの情報交換のみでした。
埼玉では今頃はどの辺にいるのかな、道中安全を祈念しながら思いにふける時間が多かった5日間でした。おそらく送りだしたご家族も同じ思いであったと思います。
中にはお墓まいりにお越しになり「Facebook見ております。」という方もおられました。
祈りがどこでも目に出来てどこでも繋がる事ができる時代になっている実感です。
今回、ここでの更新により、またこの時代の新たな側面の祈りに出会う事も出来ました。
やはり人との出会い、繋がりは良いものです。
これからも一方的でもありがとうの瞬間を伝えていけたらと思っております。
今回の四国遍路で現地でそしてインターネットや埼玉でも、お声がけいただいてりお世話になった皆さまに改めて心より感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。合掌
同行二人 南無大師遍照金剛