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宝性寺遍照講新年会

本日、恒例の宝性寺遍照講新年会が行われました。

宝性寺遍照講のみなさまのお声掛けにより世話人さま方も出席していただき、今年の抱負などを語り合いました。

本日は司会の方の「あー、今日も無事起きることが出来ました。ありがたいなと。みなさんに会うこともできて、生きてるって良いですね〜と最近、特に実感することが増えましたわ〜」と80歳を過ぎた方の第一声により開会しました。

宝性寺には現在、御詠歌講は4グループあります。
そして本日の宝性寺遍照講はお檀家さんのみで構成された一番古くからあるグループによる新年会でした。

そして今回は今年から他のグループにいた檀家さんがグループ移籍をした方も参加されての新年会となりました。

その中にはご自分で営まれているお店の店内で御詠歌をされるほどハマっておられる方、まだ御詠歌の良さは分からないけど、この輪が好きで参加されておられる方など様々な方に挨拶をしていただきました。
それらを伺っていて、やはり同じ目的で集まっていても学びはそれぞれだなと改めて感じ、宝性寺としてもまた新たな学びを得ることができました。

80歳代のお声は、そこにならなければ分からない思い、そしてその思いに触れ、今は感じられることが出来なくても、繋がれている時間を共有することで時によりさらなる実りや感謝が生まれることがあるのだろうなと。
本日はお食事のみで御詠歌をお唱えすることはありませんでした。

でもこの先輩方々が途切れることなく宝性寺で鈴の音とともに御詠歌をお唱えし続けて下さったから、今日の宝性寺があるのだと改めて思わされました。

まだハマっておられない方も、大丈夫。
最後までハマらなくても大丈夫。
この空気を繋いでくださるお役目をともに感じれたのが本当に良かったのではないでしょうか。

そう今年もこの宝性寺遍照講の先輩が他のグループも引っ張っていってくださいます。

それに今日はただただ感謝。

本日はどうもありがとうございました。