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秋彼岸会&戦没者慰霊祭

本年の秋彼岸の入りの日は敬老の日、祭日でした。小雨模様でしたが、多くの方がお墓参りにみえていました。

南浦和 宝性寺ではお彼岸の入りの日には宝性寺檀家総代、遍照講のみなさまと彼岸会法要を戦没者のお身内の方々と戦没者慰霊祭を行っております。

通年ですと、本堂で彼岸会を行ない、場を外の護国英霊塔に移して慰霊祭を行なうのですが、今年は天気と改築工事の足場の関係で本堂でどちらも厳修いたしました。

法要の中では以下の三曲の和讃が奉詠されました。
1.彼岸会和讃
2.平和観音讃仰和讃
3.ほうえい和讃

改めて歌詞をみてお唱えすると先人の思いの少し寄り添うことが出来て胸が熱くなります。
ご詠歌を普段お唱えしていない方々も一生懸命にご唱和しておりました。

そして法要後、住職がおよそ50年前に護国英霊塔が建立された時の経緯など、時の市長さまの話、過去に宝性寺発展にご尽力賜った檀家総代さまの懐かしい話を添えいたしました。

今は亡き、地元の先輩方々の話は、その時を知る方々には色々な場面を思い起こされる話のようでした。
改めて寺は時代を、そして人を繋ぐ場所だなと思いました。

この平成28年という時間を来る未来にきちんと繋いで参る所存です。

お彼岸、この思いと共にみなでご自分のご修行をしていきたいですね。

お彼岸にはご先祖の為、そして今ある出会いに皆で感謝する為にお墓参りをしてはいかがでしょう。

このお彼岸中には台風も通過するとの予報です。
お越しの際はくれぐれも気をつけて下さいませ。

合掌