4月10日。
宝性寺ではお釈迦さまのお誕生を祝う花まつりがありました。
11時に本堂にてお集まりのみなさまと共にお勤めをし、一年に一度みなさまの前に現れる宝性寺のお釈迦さま御像に灌仏、甘茶を掛けていただきました。
本来は4月8日がお釈迦さまの誕生日で、その日に花まつりを行うのが本筋なのでしょうが、年に一度しかみなさまの前に披露する事がない御像ですので宝性寺ではより多くの方に触れていただく為に、ここ数年花まつりを4月の第2日曜日にさせていただいております。
日曜日なので多くのお墓参り、そして一般ご法事もあり、その参列者さま方にも灌仏(甘茶掛け)していただきました。
お釈迦さま誕生の際、右手を天、左手を地を指した”天上天下唯我独尊”<人は誰しもが、かけがえのない生命を生かされている>のお姿へ本日お集まりのみなさまが、それぞれの祈りのもと灌仏しお手を合わせていただきました。
その尊い生命のリレー、祈りの繋がりが平成28年4月10日に宝性寺にて共に感じさせていただいたのです。その事にただただ感謝いたします。
今年は甘茶をお茶ポリ容器に200器ほどお菓子セットと共にご用意、接待させていただきました。
大人の方はお孫さま、お子さま方々もお連れになり、そのお土産は無駄なくすべて無くなりました。
それだけ多くの方に触れていただき、何かお釈迦さまも最初より和かな表情になったみたい😁
まあ冗談はさておき、それほど心地好い時間を共有するさせていただきました。
このお釈迦さまの思いや願い、そしてお知恵がありそれを後世に残そうと努めてくださった方々がいらしてから少なくとも私は、宝性寺は生かされていると改めて感じ学びある時間でした。
その事を胸にしっかりと今という時代に生かされた役割を努めて参りたいと思います。
本日、お越しいただいたみなさま、本当にありがとうございました。
また来年もお越し下さい。楽しみにしております😊
合掌