本日2月15日(月)14時より宝性寺本堂にて涅槃会が執り行われました。
堂内椅子の為、スペースの都合上、ご詠歌講の方を中心にしたご案内をさせていただき、世話人総代さまを含む総勢44名で智山勤行式、同行和讃、釈迦牟尼如来涅槃和讃、相互合掌和讃をお唱えし、お釈迦さまのお知恵に触れました。
お勤め後、住職より涅槃図を見ながらお釈迦さまの涅槃について話がありました。
この日集まったみなさまは以前、宝性寺で行われた絵解き師の先生をお招きして行われた涅槃図の絵解き法要に参加した方が多かったのでその場面も思い出しながらの会になったようでした。
そして今日は勉強されている方から、般若心経に説かれている涅槃についての質問などもあり皆でお釈迦さまの涅槃を偲びました。
お釈迦さまはおよそ2500年前にお弟子さん達に沢山のお知恵を残され涅槃に入られた。
そのお弟子さま達がそのお知恵のお言葉をまとめ書物に残された。
そして今日、平成28年2月15日にそれを偲んで宝性寺に集い皆でその法に触れた。
その法に触れ、何か感じた事があったなら2500年前と繋がったといえたのではないでしょうか。
みなさま共通の答えは持ち合わせていません。宝性寺はその”感じる場”をただ提供しているだけです。
その感じた事がそれぞれの方の祈りに生かされる種となったなら最高です。
毎年、2月15日は宝性寺の定例行事として涅槃会が行われます。
もしよろしかったら気軽にお越しになって下さい。
そして法要後には皆に軽食をご接待させていただきました。
個人的にお悩みの相談もありました。
色々と心の思いを打ち明け合う仲間もここで出来た方もおられます。
お悩みがすべて解消される事はないかもしれませんが、たまには皆で大笑い。
これも必要ですね。
最後は皆、ニコニコと帰路につかれました。
また来年、元気にお会いしましょう!
そして本日は皇后さまへ献上されているお茶のご供養があり、お釈迦さまにお供えさせていただきました。
本当に多くの方の思いに感謝いたします。ありがとうございました。 合掌