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やく念仏で仲間への想いを

現在、宝性寺にはご詠歌講が4グループあります。

檀家、信徒、様々な信仰で集まった方々総勢50名が講員登録をしております。

そのグループの中で一番古い、40年以上続いているグループは現在13名在籍しています。

40年以上の歴史を刻んだグループなので色々な方が密厳浄土へ旅立ち、引っ越し、老人ホームなどへ入館し、宝性寺遍照講より事情あって離れた方がいらっしゃったりと様々な歴史を重ねています。

このグループに関わったお仲間が今月17日浄土へ旅立たれました。

それを独特な節でお仲間で弔う為に厄念仏会を行いました。

その念仏にはお釈迦さまから阿弥陀さまから法華経まで登場します。

その念仏で仲間を偲び、そしてその後、ご供養します。

今日はお粥でのご供養となりました。

まだ初七日を迎えたばかり、白木のお位牌もないので、紙にお戒名を書いて祀り一緒に思い出に触れました。

今日ご供養の故人はもう20年ほど前に退講された方でしたが、色々なお話が出て皆で懐かしんでおりました。

やはり祈りで繋がったお仲間はいいですね。

小雨が降り、肌寒い日ですか、お粥と思い出話で心も体も温まりました。

ここでの記録。
いつの時代にも残るものになるといいなとの思いでしております。

お一人の旅立ち。
宝性寺はしっかり繋ぎとめていきたいと思っております。

本日は寒い中、ありがとうございました。