13時より本堂にて十夜念仏法要が宝性寺総代はじめ宝性寺遍照講のみなさまと共に厳修されました。
元々南浦和駅の周りは大谷場地区として農家で栄えた村でした。
秋の収穫に感謝して村のご本尊に奉納するというのが十夜念仏の始まりです。
本日ご参集の多くはご先祖がこの大谷場地区で農家として生計を立てた方のご子孫さまです。
おじいちゃんおばあちゃんを偲びながら、感謝しながらの法要でした。
本日もたくさんのお野菜お供物をご本尊にお供えさせていただきました。
沢山の方がご本尊を前に手を合わせました。
手を合わせて何が得られるのか。
答えはみなさまに探していただければと思っております。
感謝を考えたい手を合わせている方の背中を見ていただけると何か新しい発見があると思っています。
おいしいお野菜をいただけるのは、沢山の祈りのもと多くの汗とともに感謝の積み重ねがあるからであることと信じております。
宝性寺の十夜念仏法要はそれを感じることの出来る法要として現代を繋いでいきます。
次はまた来年。次回はその背中を見ていただけるよう案内もしていこうと思っております。
今日お越しのみなさまありがとうございました。