2月15日 宝性寺涅槃会

2月15日は仏教徒にとってとても大切な日です。

お釈迦さまが涅槃に入られた日です。

我々が目にする耳にするお経は、お釈迦さまが涅槃に入られたその日以後に弟子達が結集し、お釈迦のお言葉、教えをまとめていきました。

「私にはお釈迦さまはこのように教えて下さった。」「私にはこのような時にはこのように考えるのが望ましい」など弟子それぞれがお釈迦さまがご生前に伝えてられた言葉を確認していきまとめていったのです。

お釈迦さまが涅槃に入られたという事は、最後の教えであり、大きな大きなメッセージの投げかけであったのです。

2500年という時を超えて投げかけられるお釈迦さまからのメッセージ。

その涅槃の場面を絵にまとめた物を祀り、宝性寺にお集まりいただいた皆さまと共に涅槃という事を改めて考えました。

その答えは、それぞれが心に秘めてその後の行動に示してもよし、皆に自分の悩みを話してもよし。
とにかく、祈りを考えてみる。

その答え探しの旅の時間を今日は皆で共有しました。

本当に祈りある方々は生き生きとしていますね。そしてとても心地よいエネルギーをいただけます。

宝性寺スタッフはいつも檀信徒の皆さまに感謝でいっぱいです。

今日は日曜日という事もあり、50名の方々がお見えになりました。

昨年は大雪の翌日でしたので、18名でした。

毎年、2月15日は宝性寺涅槃会を行いますので、お気軽にお越し下さい。
そして法要後は皆でお粥をいただきました。

同じ釜の飯を食べる仲間。

こういうかけがえのない時間をこれからも共有できる時間をお寺として、たくさん作って参りたいと思います。

今日もたくさんの笑顔、祈りをありがとうございました。 合掌