後七日御修法参拝

京都の東寺(教王護国寺)にて厳修された後七日御修法のお見舞いをして参りました。

御修法はもともと宮中の重要な正月行事として営まれ、宮中では1月1日から7日まで執り行われていたものを、現在は7日後の8日から始めますので後七日と呼んだのです。「宮中真言院後七日御修法」とか「真言院御修法」とも呼び、通称は「みしほ」と呼ばれています。

お大師さまの教えを実践し、相互供養(たがいに助け合う)と相互礼拝(たがいに尊敬しあう)の精神で、すべての人々の幸せと、世界平和をお祈り申し上げる大切な行事なのです。

8日に宮内庁より運ばれた天皇陛下が御召しになる御衣が最初に十六八重表菊の御紋の法会箱に包まれ運び出されました。

自然と頭が下がります。

そして各々のお役目を終えた定額僧のみなさまが退席されてから灌頂院はこの日だけ一般開放し参拝が許されます。

とても荘厳な空気漂う中に足を踏み入れさせていただき、歴史の深さにただただ感謝致しました。

毎年1月14日、一般の方にも開放されますので是非多くの方に参拝してもらいたいですね。

また来年も伺いたいです。 合唱