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11月の写経・写仏の会

11月になり、寒さが増して参りました。
今日は雨上がりでの会でしたが、30名を超す多くの方々がお越しになりました。

ありがとうございました。

11月から住職は帽子という白い首巻きを着用しました。これは暫くの期間全国の真言僧侶の正装装束です。

寒いからマフラー代わりにする訳ではありません。
ただ始まりは似たような事でした。

お大師さまが空海と呼ばれていた頃、時の天皇陛下の嵯峨天皇が空海の襟元を見て寒かろうと自分の白衣の袖を破り取り、空海の首に巻いてくてたというのが始まりです。
伝統は受け継がれているのです。

そして私達はそれを知らぬに引き継いでいるのです。

この写仏・写仏の会も良い伝統が引き継がれております。

本当に感謝です。

また来月は更に寒さが増すと思いますが、くれぐれもご自愛下さい。 合掌