御詠歌のつどい
御詠歌とは、「寺々を巡拝する人が、そこの仏をたたえてうたう歌。」のことです。仏教の教えを五・七・五・七・七の和歌と成し、曲に乗せて唱えるもの。平安時代から仏教伝承の声明を仏教讃歌として地域で発展継承されている言うなれば伝統芸能ともいえるものです。
子守唄のような御詠歌
お通夜やご法事で故人を偲んでご詠歌をお唱えすると、それを聴いてくださった人から”ご詠歌はいいですね。心が安らぎますね”と言われます。
ご詠歌のメロディに触れると心身を安らかにしてくれます。それは幼いころ聞いた「子守唄」を私たちの心が覚えていて、それが自然と蘇ってくるからでしょうか。
ご詠歌のメロディはこの子守唄の音律で作曲されいるものが多いからでしょうか、これらの旋律に出会うと心身が安らかになるという声を多数耳にします。
時には目が醒めるような生きる希望が湧いてくる明るい曲も多数あります。
ご詠歌は信仰の歌です。上手も下手もありませんし、声の良し悪しもありません。
仲間と共に唱えてみて感じる事に意味深さがあるのです。
御詠歌は宝性寺の行事の唯一の”お稽古ごと”といえる行事で生きるという事を皆で実践し学ぶ場です。
”稽古”は指南(勉強)という●●道という、道へ通じる名のつくものにある言葉が存在します。それをみなで考え実践する場です。
あなたもご一緒にお唱えしてみませんか。
宝性寺では以下の日程でご詠歌を唱えています。
気になる方がおられましたら一度ご連絡ください。
▼宝性寺遍照講/檀家のみ参加(住職担当)
水曜日(毎月第一・第三) 10:00~
▼新人詠歌講/どなたさまでも参加可(住職担当)
金曜日(第一、第三 ) 月二回 14:00~